イメージ画像

ゆでがえると賢い象

 熱い湯の中にカエルを入れると、さてどうなるでしょうか?

 そうです、答えは「熱くて、すぐに飛び出す」です。

 では、もう一問。

 今度はぬるま湯の中にカエルを入れ、徐々に熱くしていくとどうなるでしょうか?

 なんと「ゆであがって死んでしまう」のです。
 死に至るほどの熱さになっていることに気づかずに、飛び出すきっかけを失ってしまうからです。

 マヌケなカエルと、あなたは笑えるでしょうか?

 実はこのエピソードには人生の重大な教訓が含まれていいます。

 「ぬるま湯」を、あなたの今の生活環境に置き換えてみてほしいのです。
 少しずつ熱くなっているのに気づかずに、のんびり浮かんでいないでしょうか?
 湯の温度があなたの内側にある大切ななにかを蝕んで、死に至らしめる危険性があります。
 まして、日本経済という社会環境は、確実にその温度を上げ、厳しさを増している。それでもあなたは現状に甘んじて、そこから抜け出そうと思わないでしょうか?
 ぬるま湯を飛び出し、生き残るには、あなた自身の決断と勇気が不可欠です。

 現状のぬるま湯を飛び出し、成功者になる人と、ぬるま湯にひたり続けて敗者になる人とでは、決定的な違いがあります。
 そうです。
 PMA=Positive Mental Attitude  つまり「積極的心構え」。
 今風に言えばポジティブ・シンキングです。

 あらゆる逆境を乗り越える単純かつ不可欠の要素ですが、しかしこれを維持することは意外に難しいですね。

 続いて賢い象のお話です。

 インドでは、成長した象を調教するとき、まず象を大きな竹に繋ぐそうです。
 はじめ、象は自由を得るために、竹を揺さぶりひき倒そうとします。
 しかし何日か苦闘したあげく、自分の努力が無駄だったことを悟るそうです。
 賢い象が一度そう悟れば、あとは簡単です。地面に小さな杭を打ち、これに象を繋いでおけるからです。

 PMA(積極的心構え)を失った象は、はじめに味わった無力感で、現状をただ受け入れるだけですね。

みんな、当然私も含めて「賢い象」になってはいけないですよね。


このページの先頭へ