大洗町のブランド米の日の出米です。旨みがありモチモチした食感が特徴です。

大洗町のブランド米である日の出米

大洗町のブランド米である日の出米です。

 大洗町のブランド米である日の出米は、太平洋に昇る「大洗の日の出」が名前の由来になっています。大洗町の涸沼周辺で大洗町水田農業担い手組合によってつくられています。旨みがありモチモチ度が高いため、リピーターのお客様もたくさんいらっしゃいます。


 大洗町内では、『大洗海・山直売センターいきいき』や各米穀店などで購入することができます。

日の出米の誕生

 地元農産物の消費拡大と地元の安全な食材を学校給食に使用したいとの町農林水産課や大洗町栄養士会の思いから、検討を開始しました。学校給食に使用するので、減農薬・減化学肥料にこだわっています。

 大洗町全体で「地産地消」をめざしており、日の出米を中心に地産地消の取組が、学校給食から家庭、地域へ広がっています。

大洗町全体で「地産地消」をめざしており、日の出米を中心に地産地消の取組が、学校給食から家庭、地域へ広がっています。

大洗町水田農業担い手組合の会長である清宮氏

大洗町水田農業担い手組合の会長である清宮さんです。

 「学校給食で使うので、安心・安全なお米をつくらなければなりません。減農薬・減化学肥料での栽培はその分、手間とコストがかかります。地元の子供に美味しいお米を食べてもらうために手を抜かずに作っています。」

 「他の野菜にも言えることですが、気温や天候で日々変わるので、毎日試行錯誤の連続です。元々は農業が好きではありませんでしたが、米作りの奥深さに魅了されて今に至ります。好きで始めたら今は違うことをやっていたかもしれません。一度も満足したことはありません。それが長く農業を続けている理由かもしれません。」

安心で安全な米作りの取り組み

 安心・安全なお米をつくるために、茨城県の普及センターの指導のもと、お米生育調査を行い、田植えの時期と収穫の前の時期、作柄や葉の色をチェックしアドバイスを受けています。

農薬を使わない水稲の温湯種子消毒法

 イネの種籾(たねもみ)は,病気の原因となるカビや細菌に汚染されていることがあるので,苗づくりの前に種子を消毒します。普通は農薬を使いますが,種籾をお湯に浸たす「温湯種子消毒」という方法で,農薬を使わずに種子消毒ができます。

種籾をお湯に浸たす「温湯種子消毒」という方法で,農薬を使わずに種子消毒ができます。

【温湯種子消毒をしている様子】

コンテストで日の出米が文部科学大臣賞を受賞

大洗町のブランド米である日の出米です。

 第1回地産地消給食等メニューコンテストで日の出米が文部科学大臣賞を受賞しました。 大洗町栄養士会は、学校配布の献立指導計画に「地産地消」の欄を設け、各校の「食に関する年間指導計画」に組み入れてもらうように提案しました。

 平成20年度から、大洗町産の農産物や水産物等を計画的に献立に取り入れるよう、食に関する年間指導計画に「地産地消」の欄を設け、各学校に配布しています。このような取組が高く評価され受賞に至りました。

米粉を使った米粉パンや串カツも人気

 日の出米の米粉を使った米粉パンや串カツが人気です。米粉パンはもちもちしていて腹もちがいいので学生に人気があります。ウスヤ精肉店の米粉を使った串カツはガルパンの人気と相まって人気沸騰中です。米粉を使っているので油を吸収せずにカラッとしていて美味しいです。

ウスヤの串カツです。とても美味しいです。

大洗町水田農業担い手組合概要

項目内容
組合名大洗町水田農業担い手組合
代表者清宮一美
所在地茨城県東茨城郡大洗町
問い合わせ先大洗海・山直売センター いきいき
TEL:029-266-0831
組合員数12名

アクセスマップ

大洗海・山直売所センターいきいき: 茨城県東茨城郡大洗町磯浜町8253

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取材編集者からの後記

 大洗町水田農業担い手組合の清宮さんにインタビューして「満足したらそこで終わりだから満足はしたことがない」という言葉が印象に残りました。大洗日の出米を多くの人に食べてもらってたくさんの声が聞きたいと仰っていました。是非、大洗のブランド米である日の出米食べてみてはいかがでしょうか。



 大洗町の大人気のかあちゃんの店やお魚天国では実際に日の出米を使っています。また、ウスヤ精肉店の日の出米の米粉を使った串カツはガルパンの人気と相まって人気沸騰中で串カツを2本買うとガルパンのカンバッチが1つもらえます。ガルパンファンにとってはとても有名なお店です。地元の人にも大人気の串揚げを是非ご賞味ください。

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