ごぼうといえば藤田農園(小美玉市)

ごぼう・じゃがいもの生産者の藤田さん (取材日2014.05.19)

今回取材させていただいた藤田農園さんは、小美玉市の茨城空港近くでごぼう・じゃがいも・大根を主に生産しています。小美玉市でごぼう生産者といったら藤田さんが推しメンとおっしゃっているのが石岡中央青果さんの額田さんです。

まず、ごぼうのスペシャリストである額田さんにごぼうの特徴についてお話を伺いました。

~ごぼうについて~

ごぼう

 

茨城県のごぼうのシーズンは9・10・11・12・1・2月と言われていて、8月から9月前半の早取りされたごぼうはごぼうサラダとして出荷されています。秋から冬にかけて取れるごぼうは完熟させると長く保存出来るという特質を持っています。

美味しいごぼうは瑞々しいかどうかという点です。

実際にスーパーなどに並んでいるごぼうは形が均一化して店頭に並んでいますが、実際には長さ・形が不均一でも味のほうはまったく変わらないので購入される際はそこまで神経質になって選ぶ心配はないかなと思いますよ(笑)

ごぼうには水溶性食物繊維のイヌリンが含まれています。そのイヌリンには利尿効果があり、中国では薬草としても使われていて血糖値の上昇も抑えてくれるので糖尿病にも有効です。ただ水溶性なので水にさらしてアクを取ると栄養が逃げてしまうので、皮を剥かずに土だけ洗って調理するのが栄養素をかなり高くとることが出来る方法です。
また、ごぼうに多く含まれる食物繊維は胃や腸をきれいに掃除し便秘を改善、大腸ガンの予防になり、同時に悪玉の腸内細菌の繁殖を防ぐというのは結構知られていますよね!

便秘などに悩まれている方にもぜひおすすめの野菜です!

~藤田農園さん~

取材させていただいた藤田農園さんは男三人兄弟とお父さん、お母さんも現役バリバリで働いています。家族のほかにはインドネシアからの研修生の方3人が日本の農業を学ぶために働いています。

父親の代からごぼう・じゃがいも・大根などを生産している藤田農園さんは、大型機械を使って作業効率を良くし高い品質を保つために手入れを欠かさないそうです。

実際に作業で使用する大型機械を見せて頂いたんですが、まず使用している農機具の種類に驚かされました。肥料を与えるもの・ごぼうを最適な長さで育てるために土を耕すもの・収穫したごぼうを重さによって分別できるものその他様々な農機具を使用しています。そして、次に驚いたのはその大きさです。

トラクター

画像ではなかなか伝わりにくいですが、実際に見ると圧倒されるほどの大きさです。

お値段のほうもかなりびっくりする値段でした。

今の時期(取材時期5月)はすでにごぼうは生産終了していたんですが、種まきを終えちょうど芽が出て拳の大きさでした。実際に畑のほうを見学させていただき、まずは広さに度肝を抜かれたんですが良く見ると雑草が少ないことに気付きました。

今の時期はだんだん気候が暖かくなり雑草が伸びるスピードがとても速いそうなんですが、そういう時期にも関わらずなぜ雑草が生えていないかというと、種蒔きする前の畑を掘り起す段階でまずいったん畑の状態をリセットにさせるからだそうです。

畑をいったんゼロの状態に作り、それから必要となる肥料を入れていき、種を蒔き育てていくそうです。

この除草作業は機械を使って除草しますが、それでもかなり大変でやはり大型農機具を使っても除草出来ない箇所は手作業での除草になります。藤田農園さんのこだわりはその除草を手を抜かずにやることだそうです。

藤田農園の農場

 

~生産者の苦悩~

その他に苦労されていることを藤田農園の三男の隆史さんにお話しを聞くとやはり多くの大型農機具を使用するので人件費はもとよりその費用がかなりかかってしまう。たまたま取材した日の朝にじゃがいもの新しいコンバインが搬入されたそうで見せていただきました。

じゃがいもの収穫時期になるとこの新しいコンバインともう一つのコンバインをフル活動させると1日でコンテナ約50個収穫できるそうです。

下の画像が約400個のコンテナです。近くで見るとその数と大きさに圧倒されていまいますが、収穫時期にはあっという間に埋まるそうです。コンテナは大人3人が余裕に入れるほどの大きさでじゃがいも約1トン分入ります。

 

コンバイン コンテナ

~展望~

若社長の藤田利昭さんはきちんと当たり前のことを当たり前にするというのが信念だそうです。
今やるべきことをきちんとやれば無理に大きく事業を広げなくても誰かがその誠意を認めてくれる。

そう語っていた利昭さんの目には非常に力強さを感じました。

利昭さんは10年後をしっかり見据えていて、もうその準備をしているそうです。
その一つとしてもう動き出しているのが藤田さんを中心に小美玉市の若い生産者さんが集まっていかに農業を広めていくか情報交換しているそうです。

若い生産者さんのニューリーダーとして引っ張っている藤田農園さんからますます目が離せませんね。
石岡中央青果さんも若い生産者の方と一緒になって茨城県の農業を拡大していこうと邁進しております。

編集後記

今回は藤田農園さんに取材させて頂きました。

藤田農園さんは家族皆さんで農業を営んでいるということで
家族の強い絆をインタビュー中に感じました。

丁寧に取材の受け答えをしていただいた利昭さん・隆史さん、
ごぼうについて詳しく教えてくださった石岡中央青果さんの額田さん、

どうもありがとうございました。

春菊と藤田隆史さん

写真はビニールハウス内で春菊の状態を確認している三男の藤田隆史さんです。

One Response to “ごぼうといえば藤田農園(小美玉市)”

  1. 東京都江東区で生鮮野菜を扱っている商社です。
    5月末~8月下旬までじゃが芋が必要です。

    品種はメークイン、北海黄金が理想です。
    使用量は12~20t/月で、他の納品先も有ります。
    近日中に貴社へお伺い出来ればと思います。

    ご一報お待ちしております。
    ㈱朝明商事 営業担当 五十嵐 
    会社:03-5857-2225  携帯:080-6510-8787 

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取材に可能な限り伺います! 皆様と共に茨城の魅力を伝えたいと念願しています。

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