【石岡市の駒村清明堂】水車を使った杉線香作り100年の伝統 その1

 今朝落雷の音でびっくりし叩き起こされた突撃取材隊2号のもともとです。
 今日は茨城県石岡市(旧八郷町)にある駒村清明堂さんという線香屋さんに見学にいきました。

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 皆さん、お線香ってどうやって出来るか知っていますか?

 お線香の原料って杉が多いのは知っているけどその出来るまでの過程ってあまり知らない方も多いのではないでしょうか?

 私自身も25年も生きてきて恥ずかしながらあまり知りませんでした(._.)

水車を使って適度なスピードで杉の葉を粉砕

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 駒村清明堂さんでは筑波山の渓流(恋瀬川の源流)を利用し水車を回しています。

 この水車の仕事は、杉の葉を細かくすることです。杉線香の材料となる粉を作っているのです。
 水車の画像ではよくわからないと思いますが、リズミカルで小刻みな振動が、機械を使用しているのとは一線を画している気がしました。

 室内の様子を覗いてみましょう!

 水車の力を利用し絶え間なく働き続ける歯車。小気味のいいリズムで葉を粉砕していきます。

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 1日半から2日ほどかけて杉をじっくり粉状にしていきます。

水車のスピードで臼で搗くから杉の葉の香りが活きる

 「機械なら、もっと早くしかも大量に粉にできるけど、じっくり臼でつかないと、杉の葉が熱をもってせっかくの香りがとんでしまう。だから、水車のスピードがぴったりなんです。」と仰る駒村さん。

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 水車をうまく利用するにはまず川の状況を常に気をつけなければなりません。
 天候によって全く水量は変わります。

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 “水車の回る音”を聞いて夜でも水量を調節しにいくそうです。
 その研ぎ澄まされた感覚もそうですが、駒村さんの意識の高さに驚きました。

 まさにプロフェッショナルですね!

練り加減で変化する粘り香りの微妙な調整は経験による“カン”

 そうして手間暇かけて作った杉の粉をお湯で練る。
 そうすると自然と固まってくるそうです。

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 なぜお湯だけで固まるかというと杉に含まれるヤニが糊のかわりになるんです。
 ただそこにも苦労があり、原料の質やその日の天気によって、粘りも香りも微妙に違ってくるので練り加減が難しい。

その部分は経験からくる“カン”でしかないかなと駒村さんは仰っていました。

 この続きは「【石岡市の駒村清明堂】水車を使った杉線香作り100年の伝統 その2」でお伝えします。

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