コスト(経費)削減のためのスタートは現状の的確な把握
経費削減のためにまず現状の的確で十分な把握を
何事もそうですが、何か手を打とうと思ったら、一番先に手がけなくてはいけないのが現状把握です。
現状把握も一気にやろうとすると大変手間ひまがかかり、結果として重任できないまま途中で終わりを告げてしまうことになります。
そこで以下では、非常にお勧めとなる本をご紹介し、参考にしていただき、現状把握の一助にしていただければ幸いです。
コスト削減が社員を元気にするかも知れません。
「社員のやる気に火をつける! コスト削減の教科書」
村井哲之氏著の
「社員のやる気に火をつける! コスト削減の教科書」(ダイヤモンド社2006年)の目次だけご紹介します。
この本では、コストに関する取り組みをたくさんあげて、それが如何に社員に影響を与えているかを解説しています。
興味深いのは、何かとネガティブなことが多いコスト削減をポジティブに捉えていることです。
中身で、
・過去1年間のデータを基に、コスト構造の「全体像」を描き出す
・常に、「契約の中身そのもの」にさかのぼり、そこからの改善を考える
・どんな経費項目であっても、削減の取り組みの順番を守る
・コスト削減のために新たな投資はしない
・コスト削減のための、外部の最先端ナレッジを徹底的に活用する
の5つを実行することにより、社員が動機付けられ、会社が元気になると述べています。
コストカットというとなんとなく押し付けられるようなイメージがありますが、経験所、実際に、現場が主導して行う活動の中で、みんなが喜々として取り組むのがコスト削減であるという主張です。
それをうまく組織マネジメントに使おうというのはまさに、コロンブスの卵的な発想であり、特にプロジェクト組織のマネジメントには有効だと思います。
コスト削減の教科書の目次から
はじめに
伸びている会社を支えているのは、「コストを削減する力」だった!
序章
コスト削減は、従業員を増やすことである!
第1章 そのコスト削減は間違っています! コスト削減10の誤解
【1】最大経費のひとつである水道光熱費は、公共料金だから下がらない
【2】コスト削減=ネガティブ、暗い、徒労感、我慢する、リストラetc.
【3】コスト削減は、総務の仕事、スタッフの仕事だ
【4】コスト削減活動はなかなか継続しない。定着しない
【5】「前任者がよくやっていたから……」「自家発電は専務が決裁したから……」
【6】コスト削減は自社だけで取り組むもの。外部に任せるなんて……
【7】コスト削減の基本は「ムダ遣いしない」「リサイクルする」に尽きる
【8】「相見積もりを取って2割コストダウンしました!」では、安くなっていない
【9】「削減努力をこれ以上現場に指示できない。現場は“パンパン”です」
【10】各種省エネルギー(コスト)システムを導入してコストを下げる
第2章 「正しい」コスト削減のための5つのポイント
企業活動における、「正しい」コスト削減の5つのポイントとは
【1】過去1年間のデータを基に、コスト構造の「全体像」を描き出す
【2】常に、「契約の中身そのもの」にさかのぼり、そこからの改善を考える
【3】どんな経費項目であっても、削減の取り組みの順番を守る
【4】コスト削減のために新たな投資はしない
【5】コスト削減のための、外部の最先端ナレッジを徹底的に活用する
第3章 正しいコスト削減のキーワードは、「徹底した見える化」
コスト削減 成功のカギは、徹底した「見える化」にある!
【1】契約先・仕入先の業界が「見える」と、コストが大きく下がる
【2】業界の法律(事業法)が「見える」と、コストが下がる
【3】相手の収益構造が「見える」と、コストが最適化される
【4】隣の会社が「見える」とコストが下がる
【5】自社の利用状況が「見える」と、現場が動き出す!
【6】改善活動の結果が「見える」と、さらに新たなアイデアが湧いてくる
【7】改善活動の結果に対する評価の仕方が「見える」と、活動が定着する
【8】あらゆる投資効果が「見える」と、間違いのない判断が気持ちよくできる
【9】CO2の削減が「見える」と、電力会社がサポートしてくれる
【10】新たな削減手法が「見える」と、人材を新たな戦略部門に再配置できる
第4章 まだまだできる! コスト削減20の教材
【1】電力会社の契約プランを見直そう・その1
【2】電力会社の契約プランを見直そう・その2
【3】誰も正しく理解していないESCO事業。正しい活用の仕方は?
【4】照明器具を替えることで、電気代が6割以上削減できる!
【5】テナントで入っているからと、電気・ガス・水道代の削減をあきらめないで!
【6】夏場のエアコンの設定温度を少し「高め」にすることで得られる効果は?
【7】“コスト削減のDNA”が社員に根づく、電気のムダ遣いをなくす研修
【8】二酸化炭素を排出する「権利」までもが取り引きされる時代に!
【9】水道の使用量を通じて、店舗のマネジメントの乱れを一括管理!?
【10】下水道料金を何ら投資することなく削減する、最先端ノウハウ
【11】都市ガスの一括購入交渉で、年1000万円ものガス代の引き下げが実現!
【12】プロパンガスの料金が全国でバラバラな理由、これから下がり出す理由
【13】通信費削減の勘所とは? “6カ条”を実践すれば、ズバリ80%オフも可能
【14】できる営業マンのやる気を落とさずに、携帯電話のコスト削減をする
【15】コピー料金の、正しい削減の仕方って?
【16】家賃・土地代もコスト削減が可能。契約あるところに交渉の余地あり!
【17】何よりも“奥が深い”のは、人件費削減の手法である『人時管理』
【18】1店舗で年間4000万円、毎日11万円の商品ロス!!
【19】電子入札は大手企業だけのものにあらず!
【20】行政がコスト削減のアイデアに1000万円! 時代はここまできている
2009年01月02日
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