ご注意
■このマニュアルは、配信設定用のマニュアルです。
楽メールオフィシャルサイトの「システム設置マニュアル」が導入順に記述されていて便利です。
そちらもあわせてご確認ください。
http://www.raku-mail.com/firststep/index.htm

■ステップメールを自動化する場合、自動配信タグによる自動配信設定が必要です。
自動配信を行う場合、CGIは何らかの形でシステムを起動させ、
配信予定メールのチェック・送信をする必要があります。
サイトをお持ちの方は、自動配信タグをホームページ上に設置することで、アクセス毎に自動配信のチェックが行われます。
サイトをお持ちで1日に訪問者が1名以上ある場合、この方法をお奨めいたします。
詳しくは以下のファイルをご参照ください。
http://www.raku-mail.com/manual/autosendtag.pdf


配信専用ページの設定方法
配信専用ページを作成して、管理画面にアクセスすることなくメールを配信したい場合は
以下方法で行ってください。

ログイン後に表示されるトップページに表示される「自動配信タグ」を利用いただけます。

送信方式によって送信数や動作が変わります。
詳しくは管理画面【送信方式設定】をご覧ください。

送信方式設定が「分割で送信する」の場合は一日に一度のアクセスすべてのメールを配信します。
送信方式設定が「アクセス毎に送信する」の場合は一度のアクセス指定された件数を配信します。
▼JavaScriptのプリロードを利用する (推奨)
任意のページの<HEAD></HEAD>内にJavaScript構文を埋め込んでこのページにアクセスが
あるたびに、メール配信を実行します。

<script language="JavaScript"><!--
myIMG = new Image();
myIMG.src = 'http://www.*****/distribute/cgi-bin/send.cgi?run';
// --></script>
太字の部分は「send.cgi」のURLを指定します
※.cgi?runを忘れずに記述してください。

▼ハイパーリンクを利用する
任意のページに「配信専用リンク」を作成しアクセス毎にメールを配信したい場合は
以下のリンクを利用してください。

<a href="http://www.*****/distribute/cgi-bin/send.cgi">任意</a>
太字の部分は「send.cgi」のURLを指定します。

▼IMGタグを利用する
任意のページで画像の表示によってアクセス毎にメールを配信したい場合は
以下の様にIMGタグを貼り付けてください。
※送信方式設定が「分割で送信する」に設定されている場合、画像は表示されません。

<img src="http://www.*****/distribute/cgi-bin/send.cgi?run">
太字の部分は「send.cgi」のURLを指定します。
※.cgi?runを忘れずに記述してください。



ご利用サーバーでの制限
「楽メール」ではサーバー上ののsendmailというソフトウェアを利用いたします。
ご利用のサーバーでsendmailの使用に特別な制限がある場合、
「楽メール」ログイン後メニュー「送信方式設定」で制限に関する設定を行わないと正常にメールが送信できない場合があります。
制限に関して不明な点がございましたら、ご利用サーバーのサポートにお問合せください。
送信方式を「アクセス毎に送信」に設定している場合、一度のアクセスによって配信されるメール件数は最大で「 200 」となっていますので、システム全体の登録人数(顧客など)が多い場合一度のアクセスではすべてのメールが配信できない場合があります。その場合は一日に数回アクセスするようにしてください。

  例)1回の送信数が100通の場合
 
登録人数 必要アクセス数
1〜100 1
101〜200 2
201〜300 3
301〜400


4


  例)1回の送信数が50通の場合
 
登録人数 必要アクセス数
1〜50 1
51〜100 2
101〜150 3
151〜200


4


ご注意

「ステップメール」と「日付指定メール」はそれぞれ別にアクセスが必要なため、
双方同時配信の際には必要アクセス数が2倍必要になります。




クーロンの設定方法 (必要なユーザーのみ)
▼概要
cron(クーロン)とは、ジョブ(スクリプト)を自動実行するためのデーモンプロセスです。
メールの自動配信はこのデーモンプロセスによってスケジュール管理します。
ご利用のレンタルサーバー等ではcron(クーロン)が使用できない環境の場合、配信専用ページ等でスケジュール管理を代用してください。

▼設定ファイルの変更 (対象ファイル:「send.cgi」)
cronを利用できるように設定ファイルを編集します。


■send.cgi
11行目 distributeディレクトリの絶対パス
$myroot = '../';


例:
$myroot = '/home/ホームディレクトリ/distribute/';


絶対パス

サーバー上のフォルダパスのことです。絶対パスが分からない場合は 「 distribute 」
ディレクトリ内の「 getpath.cgi 」を該当のファイルと同じ場所に置き、ブラウザから
アクセスしてください。
そのディレクトリの絶対パスが表示されます。
getppath.cgiの設置にはperlパスの変更が必要な場合があります。
また、パーミッションは[ 705 ]
に変更してください。

▼CRONの設定
telnetなどのターミナルでサーバーに接続します。

コマンド:
■ 現在の設定を見る
$> crontab -l

■ 設定を変更する
$> crontab -e

■ 設定内容の削除
$> crontab -r

※「$>」 はコマンドではありません。

設定:
※設定する前と設定した後に内容を確認してください。

$> crontab -e

このコマンドでエディタが開きますので、以下の書式を参考に
スケジュールを設定してください。


書式:
コマンド書式は,[分] [時] [日] [月] [曜日] [スクリプトの絶対パス]
分 : 01〜59
時 : 1〜24
日 : 1〜31
曜日: 0(日曜)〜6(土曜)
書式はスペースまたはタブで区切ります。

例:
0 12 * * * /home/user/public_html/distribute/cgi-bin/send.cgi
毎日、昼の12時にメール送信システムを実行します。

クーロンデーモンの実行結果はメールで自分自身に知らされます。
メールを送ってほしくない場合は、
0 12 * * * /home/user/public_html/distribute/cgi-bin/send.cgi 1> /dev/null
としてください。この場合はエラーが起こった時だけ (標準エラー出力に出力があった時だけ)メールが送られてきます。

▼送信制限のご注意
送信方式設定が「分割で送信する」ではない場合、一度のアクセスによって配信されるメール件数は最大で「 200 」となっています。
システム全体の登録人数(顧客など)が多い場合、一度のアクセスではすべてのメールが配信できない場合がありますが、その場合はcron(クーロン)のスケジュールを一日に数回アクセスするようにスケジュールに設定してください。


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