
なぜ仕事をするのか?
時間が足りないと嘆く社長は多いですね。
私もそうです。
年末に新しい手帳を買うたびに、「来年こそは時間を制覇するぞ!」と
決意を新たにするも、結局三日坊主で終わってしまうことが多かったりします。
時間を深く洞察するために、一緒に自問自答をしてみませんか。
「自分は毎日何のために仕事をするのか?」・・・
社長の仕事は四つに絞る
顧客満足度を高めるために、創造的な事を考えたり部下を育成する時間が必要です。
でも社長は管理している項目が多すぎて、本来やるべき重要な業務への取り組みができないでいたりします。
腰を据える時間がどうしても足りなくなりがちです。
細かなルーティンワークだけでも相当ある上に、緊急の案件が随時舞い込んでくる。
これではどうしても、目先の重要度の低い仕事にばかり目がいってしまいます。
仕事は、「重要なもの」、「緊急なもの」に分けられますが、私も緊急なものに振り回されていた管理職時代でした。
重要な仕事に力を集中するため、最も重要度の高い順に四つに絞ってはどうでしょう。
それ以外の仕事は、部下に任せ、専門家の活用を考えたら良いのだと思います。
次に、選んだ四項目をそれぞれどの程度の比重を置いて取り組んでいくかを数字で表してみます。
例えば、
1. 40% → 顧客満足10倍の実現
2. 30% → IT活用の仕組みづくり
3. 20% → 社員を燃やす環境づくり
4. 10% → 経営計画書のレベルアップ
1日の勤務時間を8時間として、1番目の顧客満足がその40%ですから3時間を配分することになります。
毎日3時間必ず時間を取り、どうすればもっとお客様に満足していただけるか、考え続けてみます。
1週間もすればアイデアも尽きてしまうかも知れません。
そこでようやく気づくことがあろうかと思います。
これまで顧客満足について考えた時間がどれだけあっただろうか、と。
私自身は、費した時間の少なさ、考えの浅さ、真剣味の欠如を思ったことがあります。
そこから、なおも考え続けることで、
「真の顧客満足」
「顧客満足10倍」
の世界が見えてくるかも知れません。
未知の世界で新しい仕組みを創り上げることは、社長にしかできません。
仕事革命の鍵は時間革命
仕事革命の鍵は時間革命にあります。
考えるという行為のためには、まず時間を確保しなければなりません。
そのため、他の用件でスケジュールが埋まる前に時間を取ることが必要になります。
時間管理の極意は“先手管理”です。
そして、絞りに絞り込んだ四つの仕事に全力を投入するようにします。
会社の経営に対する真剣度で、社長を上回る人はほかにいないでしょうから、社長の眼力、頭脳は、どんなに優れたナンバー2の何倍も上回っています。
時間革命の極意は先手管理
テーマを絞り込んだら、テーマを深く追究していける仕組みが大切ですね。
例えば「経営計画書」について考える場合、月別にテーマを設定して時間の先取り、テーマの先取りをしていきます。
先手管理をすることで、腰を据えて取り組む環境が整ってくると思います。
例えば、
4月「自分の作った計画書にいくらの価格がつくか」
5月「作成時の社長の姿勢は」
6月「社員が主役になる計画書とは」・・・
絞ったテーマに打ち込むことは、顧客満足の世界へとつながって行くことでしょう。
1日を10倍楽しむ時間管理術
時間を掘り下げると、時間管理から時間革命、さらには時間演出へと深まります。
顧客満足へとつながる、最初の時間革命への第一歩は、「1日を10倍楽しむ」仕組みを創り上げることかなと思います。
そこで自問自答です。
「自分は毎日何のために仕事をしているのか?」
家族を養うため、好きなことをするため、失業しないため、顧客のため……
いろいろ出てきますが、突き詰めて考えれば、
毎日自分の寿命を減らしていて、その対価としての収入が見えてきませんか?
ならば、自分の能力を最大限に発揮し、独自の工夫を凝らして、仕事を10倍・100倍面白くしていかなければもったいないですね。
また1日を午前、午後、夕方の三つに区分けし、それぞれにテーマを設けます。
例えば
午前は「人育て名人」の時間
午後は「営業の達人」の時間
夕方は「経営の達人」の時間 といった具合です。
これを紙に書いて「経営の達人時計」とし、机に貼っておくだけで自己チェックになり、習慣として定着していく助けとなるでしょう。
次に、経営の達人を意識しながら「基本動作」の研究をします。
書類の読み方、部下への話し方、文章の書き方、報告の聴き方、考え方などなど・・
日常の動作一つひとつを目一杯工夫し、研究し、深掘りしていきます。
それを毎日のルーティンワークの中で具体的に実践していき定着を図ります。
9時「朝礼で社員の心に染みる三分間メッセージ」
10時「書類を読む重要事項は一字一句彫るように読む」
11時「部下の報告を感謝の気持ちで全身を耳にして聴く」
12時「昼食を10倍楽しみながら」
13時「会議で語らずに指導する指導法」
などです・・
テーマを明確にすることにより、時間が早く過ぎていくことになると思われます。
顧客満足度10倍アップのための時間活用まとめ
1. 社長の仕事は四つに絞る
2. 仕事革命の鍵は時間革命
3. 時間革命の極意は先手管理
4. 時間を顧客満足のため費やす
最後までお読みいただきまして、本当にありがとうございました。









