やまさき陶苑(茨城県笠間市)のご案内

笠間焼の伝統とオリジナルが融合した陶芸

やまさき陶苑の入口を入るとすぐ目の前に飛び込んできます。奥には伝統技法を使った布目を施した花瓶が置かれており、手前には陶雛、五月人形、お地蔵さん、フクロウなどオリジナル作品が展示されています。

 創業1978年、40年近くの歴史の中で笠間焼作陶に取り組んで参りました。笠間の伝統的な技法とオリジナル作品の融合、そして、毎年一つのテーマに挑戦しております。
 また、器のみに固執せず「雛人形」「陶のオルゴール」等も意欲的に手がけております。
 更には「ユニバーサルデザイン」を取り入れた器づくりにも挑戦中です。ぜひご来店いただき、笠間焼窯元「やまさき陶苑」の良さ、そして笠間焼の世界をお楽しみ下さい。

やまさき陶苑の作陶において大切にしている3つのテーマ

やまさき陶苑では、以下の3つのテーマをもとに作陶に取り組んでいます。

  1. 笠間の土を使い、土味を生かした器づくり
  2. 使うほどに味わいの出る器づくり
  3. 生活に密着した器づくり

 笠間で出土する土を使っており、地元笠間の自然素材にこだわっています。焼き工程においては還元焼成後に更に薪を使って炭化をかけており使うほどに味わいの出る作陶に取り組んでいます。

やまさき陶苑の外観です。陶の小径の奥にあり看板があるため目立って一目で分かります。

作品紹介

マグカップ

急須

マグカップ
¥1,000~¥3,000

急須
¥2,500~¥10,000

湯のみ

ご飯茶わん

湯飲み
¥500~¥5,000

ご飯茶わん
¥1,000~¥1,500

おちょこ

鉢

ぐい飲み
¥1,000~¥5,000


¥1,700~¥3,500

料理皿

花瓶

料理皿
¥1,000~¥20,000

花瓶
¥10,000~¥45,000

花器

オリジナル立雛

花器
¥1,200~¥10,000

オリジナル陶雛
¥2,000~¥30,000

オリジナルオルゴール

陶時計

オリジナルオルゴール
¥4,500~¥10,000

陶時計
¥4,000~¥5,000

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窯元ならではの注文を承ります

  • 陶芸家との綿密な話し合いで、お客様のオリジナル商品ができます。

「お客様のご希望に添えるように制作します。」

  • 各種引き出物等、ご予算に応じた作陶が可能です。

「ご希望がありましたら、お気軽にご相談下さい。」

  • 企業様等の贈答品・景品等のご相談を承ります。

「贈答品や景品等においては珍しさと希少さで大変ご好評いただいております。」

やまさき陶苑への連絡先です。ご注文のお問い合わせをお待ちしております。

店舗概要

項目内容
店舗名やまさき陶苑
代表者山崎雅宏(伝統工芸士)
所在地〒309-1611
茨城県笠間市笠間2192-21
連絡先TEL:0296-72-6865
FAX:0296-72-6865
営業時間9:00から18:00まで
定休日不定休
駐車場4台

アクセスマップ

交通アクセス

※友部インター方面から:R355笠間芸術の森公園入り口を右折。約800m左手に「陶の小径」のモニュメントがありそこを左折。

※下館方面から:R50沿いの大鳥居をくぐり直進。笠間芸術の森公園西駐車場を過ぎてすぐ右側の「陶の小径」のモニュメントを右折。

作家陶歴

山崎雅宏  Masahiro Yamazaki

笠間焼伝統工芸士『山崎雅宏』陶芸家の作陶の様子です。

1952  神奈川県横浜市生まれ
1977  笠間焼窯元「古窯」にて修行 谷口俊夫氏
     に師事
1978  笠間市にて父、山崎俊夫と共に独立築窯
1980  鎌倉カトレア画廊にて個展
1981  鎌倉画廊にて春秋毎年個展
 |   東急藤が丘コミュニティプラザで
1983  毎年個展
1984  長野県白馬村に築窯 白馬焼和田野窯設立
1985  鎌倉画廊にて個展
1986  松本ガスホールにて個展
1991  笠間焼つくば展「茶碗展」金賞
1994  笠間焼つくば展「茶碗展」銀賞
1995  笠間焼陶炎祭「コーヒーカップ展」佳作
1998  東急ハンズ池袋「和食器展」出展
1999  高崎大和屋ギャラリー グループ展
2000  つくばギャラリー吉瀬 グループ展
2001  つくばギャラリー吉瀬 個展
2004  笠間工芸の丘「ひとにやさしい器展」出展
2007  仙台セルバ「笠間・益子展」
     銀座松坂屋「笠間焼グループ展」
2008  笠間焼陶炎祭 伊藤園「茶器展」奨励賞
     宇都宮東武百貨店 個展
     日本橋人形町「せともの市」出展以降7回
2010  日本橋人形町「人形市」出展以降5回

2011  伝統工芸士に認定

サブコンテンツ

取材編集者からの後記

山崎先生の人柄に触れて

 やまさき陶苑の山崎雅宏先生は、笠間焼のことを一人でも多くの方に知ってもらいたいという思いで、いろいろなイベントや催し物にご出展されていらっしゃいます。地元笠間では、5月の連休に行われる「陶炎祭」や秋の「笠間フェア」へのご出展はもちろん、東京日本橋人形町で開催される「せともの市」や「人形市」、生活クラブ千葉及び神奈川の店舗への展示、さらには北関東自動車道笠間パーキングエリアにもご出展されていらっしゃいます。

 また、ご自身は「陶の小径商店会」会長、「桃宴実行委員会」実行委員長を務められており、精力的に活動されていらっしゃいます。

 プライベートでは、30年以上もMIYATA社製のロードバイクを愛用し風に乗って走っているそうです。6月から11月くらいまでが乗るのにベストな時期で総走行距離1,000キロを目指していますと山崎先生のアクティブさが伺え知れます。

 山崎先生は笠間焼について、東京に行くと益子焼は知っていても笠間焼は知らない人が多く認知度が低い、だから、笠間焼の伝統文化をより多くの人に知ってもらえるようにこれからも笠間焼をもっとアピールできるように活動をしていきたいと語っていらっしゃいました。

 山崎先生より様々な話を伺いながら、焼き物について「創意無限」という言葉を使っていらっしゃいました。イマジネーションがある限り焼き物には終わりがないからジャンルが違う方の作品を見て学ぶことをすごく大事にしている、これからも一生かけてたくさんのことを学び作品を作っていきたいとおっしゃっていました。

 伝統的文化から作りだされている笠間焼と新しくクリエイトされる笠間焼をこれから先もより多くの方々の目に触れられ、手に取ってもらえるようになってほしいと願うばかりです。

やまさき陶苑さんの印象

 お店に入ると、所々で工夫を凝らした展示スペースになっていました。マグカップ類、急須類、花器類、食器類などの種類に分かれており、地元・笠間の酒蔵が出している日本酒や焼酎と一緒にぐい飲みが置かれていたり、レトロな昭和の香りが漂うミシンの上には針刺しの陶器が置かれており、どこか懐かしさを思い起こさせてくれます。

 また、桃の節句のころには陶雛、端午の節句のころには五月人形、夏のころには夏の夜を照らす筒灯りのキャンドル、冬のころにはオルゴール展などシーズンを通してお店のディスプレイも様変わりし、オールシーズン見て買って楽しむことのできるお店です。

 さらに、いつ伺っても山崎先生や奥様がご対応してくださり、作品について分からないことがあると一つひとつ丁寧に答えていただきとても気持ちよく買い物を楽しめました。

 今まで足を運ばれたことがある方もこれから初めていらっしゃる方も笠間焼の新たな出会いを求めてやまさき陶苑へ出かけてみるのはいかがでしょうか。

作陶した作品を1日天日干しをしているところです。

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