一粒一粒が大きい甘くて美味しい木名瀬さんが丹精込めて作るとうもろこし

とうもろこし生産者の木名瀬さん

とうもろこし生産者の木名瀬さん

 木名瀬氏は柴高出荷組合の組合長で茨城県小美玉市でとうもろこしの生産をしています。(株)石岡中央青果さんに出荷しています。とうもろこしの品種は、味来とゴールドラッシュを生産しています。茨城県のとうもろこしは生産量全国第3位を誇ります。県内では、県西地域・鉾田市・小美玉市が生産地として有名です。美味しいとうもろこしを消費者にお届けするために日々努力を惜しみません。

木名瀬氏が作るとうもろこしの品種

味来

 味来はとうもろこしの純粋な甘みを持っていて、生で食べても柔らかいと言われています。

ゴールドラッシュ

 粒は大きくジューシーで、食感はプチプチとしているのが特徴と言われています。
病気に強く、育てやすいと言われています。

甘くて美味しい「味来」と「ゴールドラッシュ」のとうもろこし

小美玉市の柴高出荷組合

 木名瀬さんが組合長を務める「柴高出荷組合」さんは、小美玉市内のとうもろこしの生産者さんで以前は12~13名ほどいたそうなんですが、高齢化や後継者の関係で今は6名から7名ほど。現在の組合の課題は若い後継者がいないということだそうです。

ひげのついたとうもろこし

とうもろこしを生産する上での苦労

 やはり害虫の被害が一番恐れることです。カメムシやアブラムシなどがとうもろこしを食べてしまうので、そういう被害が出ないように定期的に管理しています。また、カラスや野生のキジがとうもろこしを突きにくるので、画像のような糸を貼りめぐらせ、その被害を予め防止しています。

カラスや野生のキジからのとうもろこし被害防止のための糸。

生産者プロフィール

項目内容
生産者名木名瀬
生産地茨城県小美玉市柴高
所属組合柴高出荷組合
出荷先石岡中央青果

生産地マップ

茨城県小美玉市柴高

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取材編集者からの後記

とうもろこしに情熱を燃やす木名瀬さん

 美味しいとうもろこしを消費者にお届けするために色々な工夫をしている柴高出荷組合の木名瀬さん。とうもろこし畑の近くの里山から野生のキジやカラスが度々出てくるので、その対策には万全を期しています。農家というのは、自分にはどうしようもない天候や野生の動物によって生産物の出来が左右されるので苦労する部分も多いとのこと。しかし、それを今までの経験を活かして防止しているという話をお聞きして感心致しました。

実際に木名瀬さんのとうもろこしを食べてみた感想

 取材時にお土産で頂いた味来という品種が実際にナマで食べてみて甘いのか試してみました。その日の朝に収穫した新鮮なとうもろこしだったので、生で食べても甘みがあり、とうもろこし本来の味がしました。勿論、茹でて食べても大変美味しかったです。もし、飲食業の方で柴高出荷組合さんのとうもろこしを扱いたいという方がいらっしゃいましたら、石岡中央青果さん0299-23-6121までお問い合わせください。

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