かな料紙『小室かな料紙工房』(茨城県常陸太田市) | かな文字を綴る和紙で先人の作った美を伝えます
平安時代に生まれた文字の美しさを際立たせるかな料紙
書道のかな文字を書くための用紙をかな料紙といいます。
平安時代に生まれた優美なかな文字を「かな料紙」に書いてみるとそれは本当に文字の美しさがより引き立ちます。美しさがいっそう引き立つのは美しいかな文字もさることながら、装飾された和紙が美しさを引き立たせます。
書道のかな文字を書くための用紙をかな料紙といいます。
平安時代に生まれた優美なかな文字を「かな料紙」に書いてみるとそれは本当に文字の美しさがより引き立ちます。美しさがいっそう引き立つのは美しいかな文字もさることながら、装飾された和紙が美しさを引き立たせます。
常陸太田に伝わる雪村うちわは、室町時代の画僧・雪村がうちわに墨絵を描いて檀家に配ったのが始まりと言われています。竹から作るうちわは全て手作りで和紙は常陸大宮市の西ノ内和紙を用いて、絵柄には雪村ゆかりの図柄のほか、水戸八景などがあります。
徳川光圀は、このうちわの生産を奨励し、自身も愛用したといいます。明治期には東京方面まで販路を伸ばしましたが戦後、扇風機やクーラーなどの電化製品の普及により需要は減少しましたが、今もなお伝統を守り常陸太田市の地で雪村うちわを作り続けています。
中野屋旅館は創業二百年の老舗旅館で八幡太郎義家ゆかりの名湯、横川温泉が自噴します。温泉は、数少ない自噴泉で、泉質(アルカリイオン)が優れており、源泉は単純硫黄泉で美肌に良いとされる少しぬめりのあるお湯が特徴です。天然の美容液をまとったような感覚で、PH値も高くお客様には隠れた名湯と大変喜ばれております。