
原点に戻ってシンプルに人事制度を考える!
年功序列の“亡霊”に悩まされないよう…
原点に戻ってシンプルに人事制度を考える!
人材・組織活性化の観点から
レポートの趣旨とポイント
今月のマネジメント・レポートは《世の中の動きを捉えて“身近な“課題から解決するシリーズ》第12号として、人材の評価視点についてとりあげました。
年功序列制度崩壊後、様々な“新制度”が出ていますが、なんとなくピンと来ないとか、運用が複雑過ぎるなどというお声を、しばしば耳にするからです。
しかし、思い切って、そんな新制度への“違和感”に焦点を当てると、意外なものが見えてくるように思います。
それを年功序列制度の“亡霊”と名付けました。
まずは本レポートをご一読ください。
本レポートが、御社の経営をお考えの際の一助になれば、幸いです。
期待業務を整理し、期待業務を明確にする
今月のHMレポートは、「年功序列の“亡霊”に悩まされないよう…原点に戻ってシンプルに人事制度を考える!」として、5枚にとりまとめています。
レポート中では、“経営自動化誘惑”よりもむしろ、従業員の不満は“自分が正当に見られていない”という不安にあり、年功序列で“従業員を見なくても評価できた”時代と同じように考えてはいけないことを強調しています。
人事制度を極めたいと考えておられる経営者からすれば、今月の視点は物足りないかも知れません。
ただ、すでに人事評価制度を導入した先や、人事評価制度を今すぐ導入したいと考える経営者には、ぜひ“従業員に何をして欲しいかという期待業務”を明確に記載することをお勧めします。
運用が難しいのは“期待が不明確”だからであり、同時に、期待業務を整理できない場合には人事制度は理解できないからです。
今月のメッセージ
今月のレポート・メッセージをフロー図化すると、以下のとおりです。