部下指導や組織を率いて業務改善を果たすヒントがこのレポートにあります

2007年問題を超えた組織活性化課題の現実的中味

いわゆる“2007年問題”の枠を超えた
組織活性化課題の“現実的”中味
人材・組織活性化の観点から

レポートの趣旨とポイント

 今月のマネジメント・レポートは、2007年最初の《世の中の動きを捉えて“身近な”課題から解決するシリーズ(第13号)》として、意欲やモチベーションのような内面的要因をとりあげました。

 特に2007年問題として、“高齢化”社会が“課題”ではなく“現実”になる中で、それに伴う社会的風潮が、私たちの内面に知らず知らずのうちに影響を与えているように思うからです。

 そうした目に見えない要因に目を向けなければ、組織活性化もなかなか難しい、
 そんな時期に私たちは、今あるのかも知れません。

 本レポートが、御社の経営をお考えの際の一助になれば、幸いです。

2007年問題に起因する問題と団塊世代への期待

 今月のHMレポートは、いわゆる“2007年問題”の枠を超えた組織活性化課題の“現実的”中味として、主として“経営者の迷い脱却”からONとOFFの重要性を考え、それを制度化の必要性につなぐ形にしています。

 更に、“制度化を通じて組織活性化を考える”のは、2007年の年間テーマだと位置づけ、今後重ねて類似の検討の必要性が出てきます。

 制度化のような経営の基盤テーマは、はっと気付いてさっと取り組む問題とは異なり、頭の中に問題意識が徐々に育ち関連する事件や問題が起きた機会に一気に取り組む性質を持っていますので、我々も、継続的に粘り強く行っていく必要があると思います。

 なお、2007年問題についてはよくご存知でしょうが、自分はむしろ団塊の世代が生産側から消費側へ回ることにより、消費が活性化すると期待しています。

 自分は団塊の世代より若いポジションにいますが、幼年の頃から団塊の世代のエネルギーには驚愕続きでした。
 あの学生運動とヒッピーに親しみ、ドルショックやオイルショックを、経済の中核的存在として切り抜けてきた先輩諸兄です。
 “老後”への取り組みも多分前向きで、恐らく強烈な市場リーダーになることでしょう。

今月のメッセージ

 今月のレポートのポイントはメッセージではなく、2007年問題を象徴するグラフで表現しました。
 以下のとおりです。

いわゆる“2007年問題”の枠を超えた組織活性化課題の“現実的”中味のイメージ図


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