
組織に適切な「 指針 」を示すキーワード
活力に乏しいイエスマン集団に
適切な“指針”を示すキーワード
価値観が多様な時代の組織マネジメント
レポートの趣旨とポイント
今月のマネジメント・レポートは、《成長に一歩踏み出す経営シリーズ》の第7号として、従業員の「イエスマン」化の問題を取り上げました。
適切な「指針」を示すキーワードを題材に、活力に乏しいイエスマン集団に対してどんな手立てが必要なのか、価値観が多様な時代の組織マネジメントについて言及したわけです。
最近話題になった“客の食べ残しを使い回した料亭事件”がある一方で、同じように食材節約を考える上で、もっと適正な工夫ができた料亭の話を聞いたからです。
単に経営者の方針や意図に反対するのではなく、また単純にイエスマンにもならず、経営者の意図を“別の形で実現する”従業員がいるとしたら、激動の昨今、人材の“イエスマン”化回避のテーマは、十分再考に値すると思います。
本レポートが、御社の経営をお考えの際の一助になれば、幸いです。
今月のHMレポートは、活力に乏しいイエスマン集団に適切な“指針”を示すキーワードとして、作成しました。
キーワードは“工夫”です。
今月のメッセージ
客の食べ残し使い回しで問題になった料亭では、経営責任とともに、結果として“イエスマン”に甘んじた従業員の姿勢も気になったのではないでしょうか。
しかし、なぜ人はイエスマンになるのでしょう。
そしてイエスマンでは物足りないと知りつつも、なぜ経営者は、反抗を許さぬほどに従業員を叱りつけねばならないのでしょうか。
この問題の“出ロ”を探ります・・・。