
現場“能力”が飛躍的に成長する?
“業務の流れ”を意識するだけで
現場“能力”が飛躍的に成長する?
余裕を生みだす工夫が成長の原動力
レポートの趣旨とポイント
今月のマネジメント・レポートは、《 成長に一歩踏み出す経営シリーズ 》の第9号として、いつもとは少し違う角度から、“能力”をとりあげてみました。
昨今のように、多品種・小ロットで、しかも安くて早い納品やサービスが求められる環境にあっては、“お客さまに誤解を与えない”とか“取引先に十分に理解される”などの伝達能力が非常に強く求められるからです。
そして、どうやらこの伝達能力は、個人の能力強化より“しくみ”で考えるべきだということが、一般にも分かり始めているのです。
今月はその概略をお届けします。
本レポートが、御社の経営をお考えの際の一助になれば、幸いです。
問題にした“ロ頭説明”
今月のレポートでは、まず“口頭説明”を問題として取り上げています。
投信ではなくても、今は"ロ頭で説明できる"商品やサービスは少ないと考えるべきでしょう。
様々な場面で、“人間”という存在への強烈な反省がない限り、解決には近づかないように感じています。
今月のメッセージ
現代は、便利になる一方で、何でもないことまでもが複雑になりました。
そのため仕事の現場では、個人の能カアップだけでは対処できないことが増えています。
従来のまま、現場を“個人的努力”に委ねると、人材は“限界”に至って、閉じこもり症に陥るケースもあります。
しかし逆に、たった1枚のメモを活用するような“発想”の転換で事態は変わり得るようです。
本レポートが、御社の経営の何らかのヒントとなり、一助になれば、ありがたい次第です。