部下指導や組織を率いて業務改善を果たすヒントがこのレポートにあります

時代を乗り越えるための逸材と問題児の早期発見法

経営者"受難"の時代? を乗り越える
逸材と"問題児"の早期発見法
気付いた時には遅すぎる…?

レポートの趣旨とポイント

 今月のマネジメント・レポートは、《成長に一歩踏み出す経営シリーズ》の第11号として、成長の障害になる“問題児”と、成長の原動力になる“逸材”の“見分け方”にスポットをあててみました。

 特に最近では、“問題児”が、第三者や外部機関の“応援”を得て、経営者相手に昔の“団体交渉”さながらのトラブルを引き起こすケースも増えてきており、“問題児”早期発見には、単なる“成長”云々以上の重みが出ているのも事実です。

 もちろん対処法はありますが、まずは“問題の把握”が重要かもしれません。

 その意味でも、本レポートが、御社の経営をお考えの際の一助になれば、幸いです。

 かくいう私が、どこでも問題児だったことは有名な話なのですが・・・

チームプレー精神にスポット

 今月のレポートは、問題児の不足部分を周囲でカバーするのがチームプレーの基本という先月のレポートのテーマと表裏一体ともいうべきもので、それがチームプレーだからこそ、一部の問題児に全体がかき回されないようにしておかなければならない、という側面を強調しました。

 問題回避の自信がなければ、問題児と向き合う“勇気”を持てるはずもないからです。

 しかも体制(規則)が不十分なら、向き合う勇気を持てない問題児を解雇することもできません。

 かき回されない自信があるからチームプレーを大切にできる、逆に、チームプレーを大切にするからこそ、間違いが起こらない体制を作る、とそういう意味で、先月と今月のテーマは表裏一体をなしています。

今月のメッセージ

 現在の“問題児”は以前と違い、遠慮がありません。

 会社の規則の不備や労働法などを盾に自己主張し、それが想像以上に大きなトラブルになることもあります。

 一方、地味に組織を支える“逸材”には、案外気付かないこともあるわけです。

 逸材と問題児を早期発見することが現代では急務ですが、何にもまして、まずは“問題児”が組織をかき回さない体制が必要だと思いませんか・・・


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