
現場の仕事内容を見る習慣が“管理”の基本!
管理に失敗するのは手法に頼るから?
最も重要なのは《現状把握》
人材無管理状態にあった会社での気付き
経営マネジメントレポートの趣旨とポイント
今月のマネジメント・レポートは、《総務的発想の新戦略経営シリーズ》第7話として、人材や組織の“管理”をとりあげました。
とは言っても、管理の手法や制度の話ではありません。
むしろ管理で実践的な効果をあげるためのポイントについての話です。
それは“管理”の成否が、手法や制度よりも“管理視点”に左右されることが少なくないからです。
本レポートでは、その“管理視点”について、A社を事例に取りまとめています。
本レポートが、御社マネジメントに、少しでもお役に立てば幸いです。
効果的な管理のために、必要な事とは…
業務効率や企業品質が問題になる不況下では、しばしば“管理強化”が叫ばれます。
しかし、ただ“管理”を進めようとしても、容易に行き詰まることが多いのです。
それは“効果的な管理”のための最低条件を見落とすからかも知れません。
ただ、この最低条件が意外に発見しにくいのも現実です。
しかし、A社の社長の気付きには、1つの“答”がありました…。
その答えとは…
今月のメッセージ
人材や組織の“管理”は必要なのでしょうか。
必要だとしたら、どんな“管理”なら効果があるのでしょうか。
経営者は従業員が何をしているかを知らないケースが少なくありません。
細かい指示を出す人でも、従業員が個別に作成した資料などには、あまり目を通さないものですし、
営業担当者のプレゼンのロールプレイイングに熱心な指導者でも、『普段やっている話をしてみてごらん』とは、あまり言わないものです。
教えるのに熱心になるあまり、実行者が何をしているかに目が届かなくなるのでしょう。
逆に、教えるのを少し休んで“現状を現状のまま観察する”なら、効果のない教育をやめ、必要な基礎指導がやりやすくなるはずなのです。
成果が出ないのは“教え過ぎ”るからだと言うと、言い過ぎになるでしょうか。
そんな“管理”の基本的視点をまとめたマネジメント・レポートをご用意しています。