
“日常的に行える訓練”こそが人材の基本能力を高める!
日常的に行える人材“訓練”に
基本能力を高める効果がある…?
参考になるユニークな1つの事例
経営マネジメントレポートの趣旨とポイント
今月のレポートは【総務的発想の新戦略経営シリーズ10】として、日常的に行える人材“訓練”に基本能力を高める効果がある…?をテーマに作成しています。
今回は益々“総務的発想”から遠いですが、日常の中での人材育成の示唆に富んだ話題としています。
レポートの末尾にも記した通り、高度な研修もさることながら、現場の教育係的な存在の重要性も、昨今益々増大していると考えます。
従業員を集中的な研修に出して、いったん感化され会社に戻っても、“元の木阿彌”になるのでは意味がありません。
むしろ、日常的な現場の習慣から変えて行く必要があり、その習慣を変える“係り”の役割が必要だということです。
そして、その現場での好ましい習慣形成こそが、総務的発想の1つなのです。
従業員の能力強化に必要な視点とは?
最近、様々な分野で、“知識”教育と“能力”強化は分けて考えなければならないという指摘がなされています。
覚える知識も大事だけれども、習慣のように身につく“能力”も、成果獲得のためには不可欠だというわけです。
ただ、知識ではない“能力”と言っても、なかなかイメージが湧きません。
そこで今回は、ある小さな雑誌編集社の“記者”を育てる時の“能力の評価・開発”法を例にとりあげました。
そこで行われている、ユニークなトレーニングとは?
そして、人材を鍛えるためにある、3つの入り口とは…?
今月のメッセージ
人材が自分の責任を“当たり前に果たす”ための能力には、“知識”だけではなく“意識”が重要だと言われます。
“分かって(知って)いてもできない”ことが、実際の現場には少なくないからです。
では“意識”に働きかける教育とは、現実にはどのようなものなのでしょうか。
やや極端なケースかも知れませんが、本レポートで、その一例をご紹介します。