本当の学問とは (安岡正篤先生「知命と立命」より)
窮して困しまず、憂えて意衰えず
自分も45歳を迎え、不惑から知命への折返地点となった。
なんか心に渇きを覚えていたところなので、久々に安岡先生の「知命と立命」を読み込み、自分に叩きこまなくてはいけないと感じるところを、ブログやユーチューブを活用して残しておきたいと思った。
安岡正篤先生「知命と立命」原文
荀子が、本当の学問というものは、立身出世や就職などのため(通のため)ではなく、「窮して困しまず、憂えて意衰えず、禍福終始を知って惑わざるがためなり」と言っているのであります。
窮して苦しまないということ、憂えて心衰えないということ、何が禍いであり、何が福であり、どうすればどうなるかという因果の法則-禍福終始を知って、人生の複雑な問題に直面しても、敢えて惑わない、という三条件を提出しているのです。
これは我々にとってまことに痛切な教えであります。
確かに学問の第一条件はここにあると思うのです。窮するということ、心配事というものは、人間として常にあることで、世に処する以上、免れないことである。
しかしそれだからといって精神的にまいってしまうということでは、我々の人格の自由や権威はないわけであります。戦前アメリカに行ったとき、大学の心理学者や精神分析の大家が集まって、学生や社会人の生活と精神状態についての調査報告を読んだことがあります。
その中の重大な項目として、我々が何か困難な問題にぶつかった時とか、失敗した時とかに、自分の心に動揺を生じはしないか。
どんな動揺を生ずるか。それをいかに処理し得るか。
そういう困難や失敗に直面して、心に不安動揺を生じても、それが直ちに自分の生活に響くか、響かないか。
心の平静を失って、そのため仕事も何も手につかなくなることがありはしないか。
たとえいろいろの不安困惑を感じても、それを抑え、それを処理し、平然として変わらずに仕事ができるかどうか。
これは人格を決定する、自己の価値をきめる問題として、重要な項目にしておりました。これはつまり筍子の流でいえば「窮して苦しまず、憂えて意衰えず」ということであります。これができて初めて我々の人格に、主体性・自主性・自立性、即ち自由というものができたことになる。
学問・道徳・宗教を修めるということは、人間がもっとも人間らしく、もっとも自然、真実に錬成されることであり、人間を廃業することではない。
人間修養を怠らずに努力するしかない
繰り返し繰り返し鍛錬しないと自分のものにならないので、継続できるよう頑張ろう。
「知命と立命」には、荀子を紹介しながら「本当の学問というもの」を説明されていた。
全くその通り、そうだよなと思う。
しかし残念がら自分に当てはめるとダメなことに深くため息をつかざるを得ない。
自分はすぐに腹を立てるし、短気丸出しで、どうも人格修養がなっていない。短絡的なところがあり、人間としての深みに欠けるんだよな。
全く人間修養のできていない人間であることが痛切に思い知らされるた。
真の学問をして、人格形成の山を登らなくてはいけないと感じた。
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人には必ず補うものが与えられて生まれてくるので、心がけと努力次第です。食事はよく噛み、味わって食べること。病気になったときは、好きなものや郷土料理を食べるとよい。すべては顔に書いている、と言われるように顔がおたふくの様に福相でなく、顎がつぼみや細くとがっているような人は、一見きれいには見えますが、貧相なため、細菌が増えやすいので、食は医食同源の考え方で、小食とよく噛むことを心掛け、特に乳酸菌と活性水素を取り入れることで、クエン酸サイクルになり、陰陽五行を整えることになります。腹がよくなり、奇麗になります。学問をするのは窮して苦しまず、憂えて意衰えないためである。決して通のためではない。人間は心の成長が第一義です。社会貢献が第二義です。よく生きることが第一です。視力(木)、握力(血)、柔軟性(水)が4分の3以下の場合、病気の兆候です。すべては目に現れます。 まごわやさしい、さしすせそが食の基本であり、とくに酢と味噌です。基本が一番大切です。挨拶が礼儀の始まりです。神仏に参ることが最も人間らしい姿です。外科と貼ってつける歯科以外は調和が崩れるので、すればするほどアセチルコリンが減りマイナスです。天に棄物なし、つまり体に無駄な部分などありません。AIDSの薬はビタミンAとヨウ素とビタミンDと硫黄です。ツムラの飲み方 統計学は絶対なので、六星占術でいう、星数が気、年齢の番号が血 一番が水 星数は計算で出せます。星数は占いでも出せます。6つの元素記号は気温と気圧を変えて、炎色反応を見ます。脳脊髄液減少症の本当の病名は消渇のちです。私が作ったブラッドパッチでは、それは治りません。警察官たちの命で岩本和久と大村恵昭と木本貴士及びオウリング協会が盗りました。オウリング協会のサプリメントは私が考えました。 薬は草冠に楽しいと書くので、楽になるものでなければなりません。つまりつらく、痛く、苦しい治療は酸化でしかありません。体を治すのは自己免疫です。他人を変えようと思ったならば、まず自分を変えることです。