茨城県のごぼうのシーズンは9・10・11・12・1・2月と言われていて、8月から9月前半の早取りされたごぼうはごぼうサラダとして出荷されています。秋から冬にかけて取れるごぼうは完熟させると長く保存出来るという特質を持っています。美味しいごぼうは瑞々しいかどうかという点です。 実際にスーパーなどに並んでいるごぼうは形が均一化して店頭に並んでいますが、実際には長さ・形が不均一でも味のほうはまったく変わりません。ごほうの食物繊維は便秘解消の他、発ガン性物質も排除してくれます。水溶性食物繊維の「イヌリン」は利尿効果があり、中国では薬草として使われています。そして、血糖値の上昇を抑え糖尿病にも有効とされています。
ごぼうが多く出回る時期
9月~12月頃
主な産地および組合・生産者数
- 小美玉市の出荷組合
- 石岡市の出荷組合
- 行方市の出荷組合
ごぼうの見分け方
弾力があって太さがある程度均一で、先端が緩やかに細くなっているものがよいごぼうです。ひげ根は少ないほうがよいでしょう。土が洗われたものも売られていますが、土付きのほうが風味がよくて日持ちもします。表面にひび割れや黒ずみがあったり、先端がしおれているものは避けましょう。一般的なごぼうは、太すぎると中にス(空洞)が入っていることがあります。ただし、大浦ごぼうや堀川ごぼうなどの品種では太くてずっしりしたものが良品です。
ごぼうの保存方法
乾燥に弱いので、土付きのものは新聞紙で包んで冷暗所に立てて保存します。ただし夏場は傷みやすいので適当な長さにカットして水洗いし、ラップに包んで冷蔵庫の野菜室に入れたほうが安心です。使いかけのものもラップに包んで冷蔵庫の野菜室に入れます。土付きは1週間程度、洗ったものは2~3日に使いきりましょう。量が多くて使い切れないときは、ささがきにしたものを軽くゆでてしっかりと水気を切り、保存用袋などに入れて冷凍すると長持ちします。
ごぼうの食べ方
煮物、炒め物、揚げ物など。ごぼうの風味やうまみ・栄養素は皮の部分に多く含まれます。そのため皮はむくのではなく、タワシや包丁の背で軽くこそぐ程度にするとよいでしょう。また、ごぼうを水にさらすと水が黒くなりますが、これはごぼうから流出したポリフェノールによるものです。水にさらさずそのまま調理したほうが栄養分をしっかり摂れます。ただし白く仕上げたい場合は、変色を防ぐために酢水にさらしましょう。
旬菜ichiba陣屋門のシェフおすすめメニュー
ごぼうスティックのサラダ
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