元々ウリは中国から伝わってきたとされ、日本全国に渡り、奈良漬に使われる「白ウリ」、白瓜の中でも特に柔らかいとされる千葉・茨城で栽培される「はぐらウリ」、などご当地品種が各地に点在しています。ウリをよく食べる地域としては、成田山のお土産の鉄砲漬けで有名なように千葉県の北部、それから隣接する茨城の南部が主で、漬け物用として出荷されることが多いです。2月中下旬にグループ会社の石岡中央青果市場に出荷を始める小美玉市の生産者さんは、6月末には採り終えてしまいますが、GW頃からは他の生産者さんの出荷が始まり、市場としては本番の夏までリレーしています。
ウリが多く出回る時期
4月~9月上旬頃
トンネル、露地で栽培されたもの
主な産地および組合・生産者数
- 青ウリ 小美玉市の生産者さん
- しまウリ 鉾田市の生産者さん
- 青はぐらウリ 行方市の生産者さん
ウリの見分け方
持ったときに重みがあり、皮にツヤがあるものを選びましょう。皮に傷や変色があるものは避けたほうが無難です。
ウリの保存方法
新聞紙などで包んでポリ袋に入れて冷暗所で保存します。気温が高い場合は冷蔵庫の野菜室へ入れたほうがよいでしょう。あまり日持ちしないので早めに調理しましょう。
ウリの食べ方
浅漬け、塩漬け、味噌漬け、奈良漬け、鉄砲漬け、酢の物など。白うりは縦半分に切って中の種とわたをスプーンなどで取り除き、漬け物に。皮はむかなくても大丈夫ですが、気になるようなら薄くむいてもよいでしょう。らせん状に切ったもの塩水に浸けて干す「雷干し」や、薄切りにして塩もみしたものを酢の物にしてもパリッとした歯ごたえが楽しめます。そのほかのうり類も基本的に同じような調理法で食べられます。アクが気になる場合はカットしたものを水にさらしたり、断面をこすり合わせるなどしてアク抜きをするとよいでしょう。
旬菜ichiba陣屋門のシェフおすすめメニュー
青ウリの中華風スープ
青ウリは冬瓜と比べて水が出にくく、煮てもシャキシャキとした食感が残ります。さっと煮て歯ごたえを楽めます。
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レストラン部門【旬菜ichiba陣屋門】
TEL 0299-56-4088
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地場の野菜・果実を扱う卸売市場【石岡中央青果】
TEL 029923-6121 FAX 0299-23-8252
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