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葉付き大根

茨城県産の葉付き大根

本来の露地栽培の大根は、9月に種をまき11~12月に収穫を迎えるので、葉付で収穫ができるのは霜が降りて葉が凍りつく前の時期。それでも葉は固いため調理法が限られています。箱が大きくなるため、葉が付いた状態で市場に出回ることが少ないのが現状です。

グループ会社の石岡中央青果市場に出荷して頂いている「葉付き大根」の小美玉市の生産者さんは冬場に空いているハウスを利用して温度管理をすることで、適度に冬の寒さを与えながらも葉までみずみずしくて柔らかく食べられる大根を育てています。時期は1月下旬から2月いっぱいまでという短期間ながら、葉付き大根として出荷をされています。葉は、根には少ないカロテンやカルシウムなどの栄養価が豊富で栄養満点、風邪予防にもなります。葉は油炒めや汁物などに活用できます。主にスーパーに納品していて、葉付きなのでスーパーからは鮮度の良さをアピールできるとのお声を頂いております。

葉付き大根が多く出回る時期

1月下旬~2月頃

茨城県産の葉付き大根畑です

主な産地および組合・生産者数

  • 小美玉市の生産者さん 1名

大根の見分け方

皮に張りとツヤがあり、ずっしりと重みのあるもの。葉付きの場合は葉が緑色でみずみずしいものが新鮮です。ひげ根の穴は少なめで、あまりゆがみがなく均一に並んでいるのが良品。葉が変色しているものや、葉の切り落とし部分が乾燥しているものは鮮度が落ちています。また葉の切り口にス※が入っているものは水分が少なく、大根にもスが入っていることがあります。※「ス(鬆)」とは小さな穴のことで、スが入ると水分が少なくなりスカスカになります。

大根の保存方法

葉付きのものはすぐに葉を切り落とし、新聞紙かラップに包んで冷暗所で保存します。葉が付いたままだと葉が栄養と水分を奪い、味や風味が落ちたり、スが入る場合があるからです。カットした大根はラップに包んで冷蔵庫の野菜室へ入れます。葉はすぐにしおれるので、できればその日のうちに調理しましょう。

大根の食べ方

煮物、サラダ、漬け物、刺身のつま、おでん、炒め物など。煮物として使う場合は下ゆでをしておくとよいでしょう。お米のとぎ汁もしくはお米をそのまま少し入れて水からゆがくと苦味が取れます。また皮は少し厚め(2~3mm)にむくと、口当たりがよくなります。大根は部位によって味が変わります。上部は甘味があるのでサラダや大根おろし、漬け物に。中央部はほどよいかたさで甘味もあるので煮物に最適です。先端部分はややかためで辛味もあるので炒め物や味噌汁、辛味の好きな人はおろしや漬け物に使うとよいでしょう。葉は漬け物や炒め物にするとおいしく食べられます。

旬菜ichiba陣屋門のシェフおすすめメニュー

葉付き大根の浅漬け

栄養価の高い大根の葉っぱを無駄なく使いきれる料理です。とてもヘルシーです。

新鮮な葉付き大根を使ったメニュー

お問合せ

<スーパー・飲食店・病院・介護施設の方>
食材の仕入れ【アイ・エフ・シー】
TEL 0299-24-1601 FAX 0299-23-5821
<お食事の方>
レストラン部門【旬菜ichiba陣屋門】
 TEL 0299-56-4088

<生産者の方>
地場の野菜・果実を扱う卸売市場【石岡中央青果】
TEL 029923-6121 FAX 0299-23-8252

詳しいお問い合わせはこちら

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