強風のなか小美玉市の飯田さんを訪問

今日はどんよりとした雲が覆いとても風が強く砂埃が舞うなか、先週取材させていただいた小美玉市野田の飯田さんの畑に伺いました。
この強い風で栽培中の農作物が倒れていないか非常に心配でした。

行く途中に他の畑に目を向けるとじゃがいもの茎が倒れていたり、ビニールハウスのビニールが強風で剥がされていました。
農家さんにお話しを伺うと、
今日のような風の強い日や大型の台風が猛威を振るう季節になると表土流出や農作物の収穫に影響を及ぼすそうです。
そのような場合しっかりとした事前の対策が必要になるそうです。

    農業に関する強風や暴風対策ですが、

  • 露地栽培では、防風網や棚といった施設の補強
  • 飼料では、倒伏を防ぐ意味で収穫期の近いものは収穫する
  • 果樹では、とくに苗木や幼木の枝を支柱にしっかり固定するといったことが大切となるそうです。

今日は茨城県全域に強風注意報が出ていたので対策を講じていた農家さんも多かったのではないかと思います。
これが台風になるとさらに念入りに大雨・暴風対策をしなければならないので、大変なのが目に浮かびますね。

本日お邪魔した飯田さんの畑のニラは露地栽培のほうもこの強い風にも負けずにピンと真っすぐ伸びており、心配には及びませんでした。
やはり飯田さんの愛が詰まっているからでしょうか(笑)
それは冗談だとして入念な事前の準備をしているんでしょうね。

ニラの苗

画像はニラの苗です。

これから露地の方に植え替えるそうです。


作業されていた飯田さんとその奥さんと研修生の方も砂埃が舞うこの悪天候のなか、黙々と作業されており感服いたしました。

中国人研修生の作業風景

画像は中国から農業を学びに来ている研修生の作業風景です。

慣れた手つきでどんどん苗の束が出来ていきます。


農作物は天候ひとつで左右されるので農家さんの大変さが今日の取材でさらに身に染みました。