「笠間焼協同組合」に行ってきました

本日は、笠間市にある「笠間焼協同組合」に行ってきました。
観光客の皆さんも多くいらっしゃるようで、焼き物好きにはたまらないスポットです。

笠間焼協同組合

「笠間焼」と言えば茨城県内では一番有名な焼き物ですよね。
「笠間焼」をよくよく調べてみたら、経済産業大臣の「伝統的工芸品」に指定されているそうです。
「伝統的工芸品」に指定されているのは茨城県では「笠間焼」のほかに「結城紬」、「真壁石燈籠」の3種類だけだそうです!すごいですね。「笠間焼」は茨城県人自慢の工芸品ですね!

笠間焼協同組合について

「笠間焼協同組合」では粘土や釉薬原料、陶芸材料の販売しておりました。
道具も品ぞろえ豊富で陶芸を始めるのにすべてこちらで揃ってしまうようです。

笠間単味

道具


組合内を見学させていただいていると、なにやら「ドッドッドッ」という音がしてきて何の音なのかと近くに寄ってみたら・・・

粘土作成の機械

粘土を作る機械が回っていた音でした。粘土ってこのように機械で回して粘土を作って行くんですね。初めて目にしました!
タイミング良く見ることができてよかったです!

笠間焼の作品

また、「純・笠間焼」という商品を見せていただきました。

純・笠間焼

「純・笠間焼」はその名の通り、原材料の土からすべて笠間のものを使った作品だそうです。
色が若干違うのは釉薬はまったく使わず、酸素の供給を少しずつ調整することでこのように色が自然と変わるようです。

純・笠間焼2

写真のグラスは350ml入るグラスなのですが、組合の方にお話を伺ったところ、このグラスでビールを飲むのも非常においしいですよと教えていただきました。表面はざらざらする感触でビールをそそぐと気泡が細かくなって普通のグラスで飲むよりまた違った感覚で飲めるということでした。

そう言われるとぜひ購入してビールが飲みたくなりました。

「くぅぅーーーーーーーーーーっ!!!」
といきたいところですね(笑)

他にも「笠間火器」と呼ばれる耐熱用の食器がありました。耐熱だけに色も厚さも重厚感たっぷり。
鍋や焼プレート、ポットなどがあり、炊飯や鉄板焼きならぬ陶板焼き、燻製など様々な料理で活用できるそうです。

笠間火器

茨城県地域資源のコラボ

それから自分の目を惹いたのが「笠間焼」のおちょこと「結城紬」のきんちゃく袋です。

笠間焼と結城紬のコラボ

こちらは5月の連休で行われた笠間の「陶炎祭」で「マイ猪口倶楽」というイベントを行い、笠間の4酒蔵とコラボしてこのおちょこで4酒蔵の日本酒を試飲できるという取り組みがあったようです。

茨城県の地域資源をPRさせていただく私たちにとっては最高のコラボレーションではないかと感動しました!

最後に

取材をしていくうちにさらに「笠間焼」について知りたいと思いました。
今後も「笠間焼」を紹介させていただいて記事を投稿させていただきたいと思います。

以上加藤がお伝えしました。