石岡市の高野拓也様じゃがいも

石岡中央青果さんの高野さんのじゃがいも(見学日2014年5月21日)

石岡中央青果さんの高野さんが一人でやられている畑を見学にお邪魔させていただきました。やはり野菜のプロがやられているということで様々な種類の野菜を栽培していました。

今の時期、晴れた日はじゃがいもの綺麗な白い花を見れるらしいですが、この日はあいにくの天気で風も強かったため、下を向いていました。非常に残念でした。

まず高野さんの畑で育てている2種類のじゃがいもについてわからないことは石岡中央青果の鬼沢さんにお話聞いてきました。

とうや

じゃがいもの品種(とうや)

特徴としては黄色の肉色で肉質はしっかりとした粘りがあり、食感はきわめてなめらかです。

甘みがあり身が締まっているいて煮崩れしにくいのでじゃがバターからコロッケ、煮物など様々な料理で使われています。

キレイな円形で芽のくぼみが浅くツルッとした見た目と薄黄色の身が美しく、低カロリーで男爵やメークインに比べてビタミンCを豊富に含む、”才色兼備”なじゃがいもです。

きたかむい

じゃがいもの品種(きたかむい)

これは2007年に北海道優良品種に登録されたきたかむいというジャガイモです。

一番最近の品種です。

丸みを帯びて凸凹は少ない感じです。切ってみると中は真っ白です。

男爵より多収で貯蔵によるデンプンの糖化が進みやすいので甘味が強く荷崩れも男爵よりしにくく調理性も優れているということ。芽が少なく加工しやすいのが特徴です。これからはきたかむいもたくさん出回るかもしれません。

高野さんのこだわりは無農薬栽培

高野さんは無農薬栽培にこだわっていてまったく消毒せずに手入れいているそうです。しかし、畑をよく見ると雑草が少なくまめに手入れしているのがわかります。

今の高野さんの悩みはたぬき・ハクビシン・カラスなどの野生動物に畑を荒らされてしまうことだそうです。収穫寸前で畑を荒らされると切ないと話してくれました。

らっきょう畑

高野さんの畑で採れた立派ならっきょうです。

らっきょう



らっきょう漬けにすると絶対美味しいなと勝手に想像してしまいます。