秋の花“菊”で笠間の街を色とりどりに飾る第107回笠間の菊まつり
朝、晩だいぶ寒くなってきましたね。日中は暑く感じる時もありますがだんだんと秋を感じるようになってきました。秋の花と言えば、コスモスやキンモクセイなどありますがこれから見頃を迎えるのが“菊”ですね。
今年もこの季節がやってきました。明治時代から続く歴史ある日本最古の菊まつり
「第107回笠間の菊まつり」が10月18日(土)から11月24日(月)まで開催されています。
会場は、日本三大稲荷のひとつに数えられる「笠間稲荷神社」です。本殿は、この菊まつりに合わせて柱などをきれいに塗り替えられていました。菊まつりにお出かけになられた際はチェックしてみるといいかもしれませんね。
笠間稲荷神社境内を彩る菊の花
今回の菊まつりでは、笠間稲荷神社境内に飾られる約5,000鉢もの色とりどりにあふれる菊の花が見る者を楽しませてくれます。
こちらの写真は立菊で、きれいに咲いているように見えますが、これからもう少し経てば背丈がさらに伸び、花が開いてよりきれいに見ることができるそうです。
ただ、会場全体の菊は1,2分咲きというところでしょうか。これから徐々に花が咲いてきますので見頃はもう少し経ってからですね。
菊人形展「軍師官兵衛」も同時に開催されています
NHKの大河ドラマで放送されている「軍師官兵衛」をテーマとして取り上げ、黒田官兵衛の生涯を菊人形として展示されています。
門を入ると、黒田家の面々が来場者を出迎えてくれます。
左から九郎右衛門、善助、官兵衛、光(てる)
私が印象に残った場面は、有岡城の牢に閉じ込められた官兵衛を家臣たちが救出し、織田信長のもとに出てきた場面です。約1年間、牢に幽閉されていたため、膝が不自由になりながらも外に出てこれたときの官兵衛はさぞかし嬉しい感情があったのではないかと思いました。
他にも各十場面に番外一景を加えた十一景が官兵衛の生涯として表現されています。
最後に
笠間の菊まつりは、11月24日(月)までの期間中、約5,000鉢の菊、立菊、懸崖菊、千輪咲き、古典菊、盆栽菊など多くの菊の花を楽しむことができ、同会場内の笠間稲荷美術館での企画展や市内の幼稚園、小中学生の図画作品の展示など他の見どころも満載です。
笠間の菊は全国の菊花品評会でも入賞するような見事な菊がありますので、これから見頃を迎える秋の花、菊を観賞しに「笠間の菊まつり」に足を運んでみてはいかがでしょうか。
【 お問い合せ 】
笠間の菊まつり連絡協議会
電話:0296-77-1101
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