心に染める染色 常総市の郷土工芸品「水海道染色村きぬの染め」
去る9月4日から7日まで開催の茨城県庁舎2階で行われた茨城県郷土工芸品展にて
常総市の「水海道染色村きぬの染め」佐古染色工芸の佐古章さんに取材をさせていただきました。
「水海道染色村きぬの染め」は古代より受け継がれた、伝統ある染色で発展維持してきました。昭和36年に東京在住の染色家有志120名が水海道(現、常総市)に染色村を建設して以来、
手描き友禅や藍染、ろうけつ、江戸小紋など、多種多様な染色の技術を持った染色家が集う全国でも珍しい染色村で、お互いの技術を高めあう場となっています。
藍染の作り方
タデ科の藍の葉を乾燥させて煮出する藍液を作っていきます。
作品集
コースターやストールに染色されています。
屏風にも染色の技術が用いられています。
編集者の後記
佐古さんにお話を伺ったところ、染め物は「布」に染めるのではなく、「心」に染めるものだとおっしゃっていました。
「佐古染色工芸館」では、実際に染色の教室を開いており、ろうけつ染、友禅染、藍染などの伝統的な染色法を学ぶことができ藍染の体験ができます。皆さんも自由に感じた「心」をまっさらな布に染める体験をしてみてはいかがでしょうか。
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