荘厳な十二単をまとい美しさが際立つ城里町の郷土工芸品「桂の雛人形」
9月4日から7日まで開催の茨城県庁舎2階で行われた茨城県郷土工芸品展にて城里町の「桂の雛人形」(有)桂雛の小佐畑孝雄さんに取材をさせていただきました。
雛人形というと、桃の節句のときにしか見られない季節限定のものと思いがちですが、桂の雛人形はオールシーズン通してインテリアとして飾ってもらえることを目指しているそうです。
桂の雛人形はすべて手作業!
桂の雛人形はすべて丁寧に手作業で作成されます。
細かな表情ひとつで印象が変わるため、じっくりと精魂込めて丹精に作り上げられます。
雛人形の和装は茨城県の伝統的工芸品である結城紬を採用したり鮮やかな色彩や落ち着いた色調を使うことで伝統とモダンを兼ねそろえています。
海外からも注目されています。
なんとベルギー国から文化交流のため、桂の雛人形さんに打診があったそうです。
こちらはベルギーのデザイナーが作成した生地を用いて製作された雛人形です。
茨城の桂の雛人形が海を渡り、ベルギーで大いに注目されるということは本当に素晴らしいことですね。
編集者の後記
雛人形を拝見させていただいて一つ一つ美しさがほとばしっており、職人がなせる技があるからこそ、人の目を惹きつけるのではないかと思いました。
それは、一つ一つ心をこめて作っているからであり、丹精込めて心をこめて作られているからだと思いました。季節限定のお雛様ではなく、1年中楽しめる一生のタカラモノとして愛していただけることを願うばかりです。
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